生き方・ライフスタイル


高坂 勝さん(ダウンシフト提唱者)

減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)
減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)

 

ダウンシフト ー高坂勝さんー

 

「ダウンシフトな生き方」ご存知ですか?

「もっと、もっと」と右肩上がりの経済成長を目指すトップギアの生き方はやめて、シフトダウンしよう。自由な時間と仲間とのつながりを大切にして、必要最低限の収入で生活していこう、という生き方です。

 

 私は生き方に迷い苦しくて仕方なかった時、高坂さんの本を読んで、それはもう雷に打たれたような衝撃を受けました。

「この人に会いたい!」という衝動が湧き、すぐさまお店に行きました!自分と同世代!等身大のヒントがつかめるかも!と、直感で思いました。

 高坂さんのこだわりのあるメニューや、おしゃれなセルフビルドの内装としつらえには無言の説得力があり、気さくなお人柄にも安心しました。

 タイミングよく「ダウンシフト」についてのセミナーも開催され、セミナーを受講しました。

目からウロコが落ちまくりのセミナーでした。

高坂さんとの出会い・セミナー受講者との出会いで私の新しい人生が始まったと言っても過言ではありません。

本当に、「引き寄せ」に感謝しています。

 

 

次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ
次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ

 

高坂さんの最新刊です!

 

前作は「ゆるく提案する」、という雰囲気でしたが、

今回は若い方に焦点を当てたのか、少し強く意識付ける、という書き口です。

 

それだけ危機感を感じていらっしゃるということかな・・・。

 

内容は前作より更に充実しています!

「都会にいた人が田舎暮らししてお米を自給するなんて、そううまくいくもんか」

「ハードルが高すぎる・・・」

と前作で思われた方、今作では実践者がどんどん増えているという事実もふんだんに紹介されています!

地方移住

おひとりさま女子の田舎移住計画
おひとりさま女子の田舎移住計画

柏木珠希さん  奥原まむさん(画) 

 

移住といえば、リタイヤしたご夫婦か、「自然の豊かな所で子育てがしたい」というファミリーだけかと思いきや、

「おひとりさま女子」ですよ!

いろんな意味で勇気付けられます。

マンガでわかりやすく、移住のイチから解説されています!

家族で地方移住、はじめました。
家族で地方移住、はじめました。

都市部から地方へ移住した20~40代の子育て世代14組のインタビュー。移住のきっかけから今に至るまで、また現在の収入についてもオープンにされていて、とても参考になります。

 

「ダウンシフター」高坂さんが手がける千葉県匝瑳市へ移住し、田んぼ&「半農半X」を始めた家族のインタビューもあります。

まだ東京で消耗してるの?
まだ東京で消耗してるの?

イケダハヤトさん著

 

いいですねー、この挑発的なタイトル! グッときちゃいました。

まだ若干30歳。

ネットでも活発に活動されていますが、本の方が読みやすいですね。

若造が何を・・・と言うなかれ。

中学時代からITの達人、社会貢献活動にも実績のある、優秀な方です。

アラフィフ・アラフォー世代は特に、頭が石になる前に、若く柔軟な頭脳に学んだ方がいいと思います。


シンプルライフ

実は、生活にそんなにモノは必要ないのですよね。モノが少なくても豊かに、楽しく暮らすことはできる。

モノが捨てられなくて困っている人へのヒント。

「考え方」を変えれば処分できます!

それにしても、若い世代がどんどんシンプルに暮らせるようになっているのは素晴らしいことですね。

50代より上の世代には「断捨離」がブームですが、少し下の世代(30〜40代)には同世代のこちらの方がしっくりくるかも。

アズマ カナコさん

節電母さん もりたしずくさん画
節電母さん もりたしずくさん画
電気代500円。贅沢な毎日
電気代500円。贅沢な毎日

電気代が月に500円(!!)で話題となり東京新聞の記事にもなった自然生活の達人、アズマカナコさん。

「そんなの絶対無理!!」と思わずに。ヒントがたくさんあります。

他にも著書多数です。

 

近藤麻理恵(こんまり)さん

人生がときめく片付けの魔法

近藤麻理恵さん

 

言わずと知れたベストセラー!

 

ただの「片付け本」ではないのです。「ときめき」で判断したり「カチッとポイント」という言葉や、物や家を慈しむ様子は感覚的で、「はぁー?」と思う人もいるかもしれませんが、「適当」なのではなく、真理を突いているのです。

真理を、人肌でわかる易しい表現で示してくれています。

「禅に通じる」としてこんまりさんが世界で表彰されたのもうなずけます。可愛らしい偉大な女性です。

シリーズは、読み物としても大変面白いです。

ゆるりまいさん

わたしのウチには、なんにもない。
わたしのウチには、なんにもない。

こんまりさんが「片付けのヘンタイ」なら、ゆるりさんは「捨てヘンタイ」とのこと。

 

巻頭写真では、「ウソー!信じられない!どうやって生活してんの!?」という光景が。究極です。

読んでみるとわかりますので、ぜひ。

 

ご結婚され、赤ちゃんも生まれたそうで、育児中はどうなるのかも参考になりますね!


男性の実践者も。

バブルを経験した男性は、経済成長至上主義。「モーレツ」「イケイケドンドン」「俺様」「とにかく肉」的な勢いでしたから。

「シンプルライフやベジタリアンなんてビンボーくさいのは真っ平ゴメン」という石頭も多いと思います。

シンプルライフの良さを理解できるのは女性ばかりかと思いきや、

今、30代の男性の割り切り方というか、悟りっぷりはすごいですよ!さすが、草食系。肉ばっかり食べてちゃダメなんです。

バブルの頃にも、こんなのおかしい、と思っていた男性は多かったとは思いますが。

今やっと声をあげられるようになったんですね。

ミニマリスト

ぼくたちに、もうモノは必要ない。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。

佐々木 典士さん著

 

最小限のモノで暮らす、しかしモノはこだわりを持って選び、大事に使うというライフスタイルが「ミニマリスト」と新たに呼ばれ、じわじわと広がっています。

 

同じことを昔から言っている人はいましたけど、ITネイティブな若い世代に向けて受け入れられやすい、クールでスマートな表現で示されています。

イケダハヤトさん

年収150万円で僕らは自由に生きていく
年収150万円で僕らは自由に生きていく

「移住」の欄でも紹介したイケダハヤトさんがまだ高知に移住する前、東京に住んでいた頃の著書です。

「ダウンシフト」と同じことを言っています。ご自分で「気づき」、たどり着いたポリシーだと思いますが、素晴らしい!

若い世代が素直な感性で言ってくれたことには真理がありますね。

年収90万円で東京ハッピーライフ

年収90万円で東京ハッピーライフ
年収90万円で東京ハッピーライフ

大原 扁理さん著

 

いやもう、スゴイんですよ。あっぱれです。

この方、20代で隠居生活に入っちゃったという。引きこもりやニートとも違うんですよ。親のスネかじってるわけじゃないんです。

 

もうね、究極のダウンシフトですよね。

野草を食べてるから、マクロビ的にも完璧です。

仙人のような方ですね。