最近、家庭菜園への関心が高まっていますね!
東京23区でも、区民菜園(農園)を貸し出しているところは多いです!
私は板橋区出身で、子どもの頃から区民農園で土と触れ合っていました。
港区民だった頃は、ベランダでプランター菜園。花や野菜をちょこっとだけ育てていました。
渋谷区民になって、区民菜園を借りたらびっくり!3年間も貸してくれるのです。
なかなか時間が取れず、満足にはできませんでしたが、それでも十分に収穫がありました。
作物だけでなく、「学び」という収穫も得られたのです。
雨が嫌ではなくなりました。
雨が降ってくれると、水やりをしなくていい!本当、夏の暑い時など、雨が降ると「恵みの雨」と感謝できるようになりました。
土づくりが大事だと悟る。
野菜も人と共通すると悟る。
ほかの人の畑を見ると、葉っぱがものすごい茂っているのです。しかしそれはおそらくF1種、肥料の賜物でしょう。
F1種の問題を知ってから、在来種の栽培と肥料をやらずに育てる「自然耕」にも憧れている私は、ほとんど肥料をやりませんでした。
すると、小さく、虫にも弱いんです。あっという間に丸裸にされてしまいます。
(虫は、淘汰される弱い個体を食べて掃除をしてくれている、という説もありますが・・・)
無農薬で育てようとすると、肥料をある程度やった方がいい、とも聞きました。
これ、人の育児にも似てますね・・・
母乳育児や自然育児にこだわり、現代医学を拒否しようとしても、
今の時代に生まれてきた赤ちゃんにとっては、ちょっとしんどい場合があると思うのです。
ある程度大きくなって、ちょっとやそっとでは死なないくらいになるまでは、
「現代」の恩恵(便利グッズや現代医学)を受けるのも致し方ない、と思いました。
野菜の話に戻しますが、
でも、そんな中でも強い個体も出てくるんです。
いったん虫の被害を免れると、寄せ付けなくなるみたいですね。
そういう生命力のある野菜でないと、本当の生命力はもらえない、と実感しました。
それにしても「雑草」は強いですよね。
虫にも食われてないし、生き生きと、青々としてるんです。
本当はこういう雑草、野草を食べればいいのだと思いますが、
そこまでにはまだ至っていません(汗
それと、不思議なのは鉢植えでもグングン大きくなる植物や、実もたくさんつける果樹を都会でも見かけることです。
鉢の土はそれほど養分はないと思います。
その果樹は空気や水、太陽エネルギーでそこまで育っているんですよね。
すごいですねー。
このような実も、生命エネルギーがとても強いと思います!
プランターの土の肥料になるかなと、
生ゴミを置いてみたことがありました。
すると、芽が出てきたものがありました。
雑草かな?そのうち枯れちゃうかな?と
思っているうちにニョキニョキ、グングン育ちました。
かわいらしい小さな白い花をつけました。
おおー、花も咲いた!何がなるのかなと思っていたら・・・
なんと、ピーマンだったのです!
何にも肥料をやらず、手入れもせず・・・。
10個ほど実をつけました。
ピーマンは苗から育てる方が多いと思いますが、
プランターでも、種から育つんですね!
生ゴミから育って実がなるなんて、
「おとぎ話みたい」と言ってくれた人もいて、
とてもいい思い出です。