ダウンシフト ー高坂勝さんー
「ダウンシフトな生き方」ご存知ですか?
「もっと、もっと」と右肩上がりの経済成長を目指すトップギアの生き方はやめて、シフトダウンしよう。自由な時間と仲間とのつながりを大切にして、必要最低限の収入で生活していこう、という生き方です。
私は生き方に迷い苦しくて仕方なかった時、高坂さんの本を読んで、それはもう雷に打たれたような衝撃を受けました。
「この人に会いたい!」という衝動が湧き、すぐさまお店に行きました!自分と同世代!等身大のヒントがつかめるかも!と、直感で思いました。
高坂さんのこだわりのあるメニューや、おしゃれなセルフビルドの内装としつらえには無言の説得力があり、気さくなお人柄にも安心しました。
タイミングよく「ダウンシフト」についてのセミナーも開催され、セミナーを受講しました。
目からウロコが落ちまくりのセミナーでした。
高坂さんとの出会い・セミナー受講者との出会いで私の新しい人生が始まったと言っても過言ではありません。
本当に、「引き寄せ」に感謝しています。
高坂さんの最新刊です!
前作は「ゆるく提案する」、という雰囲気でしたが、
今回は若い方に焦点を当てたのか、少し強く意識付ける、という書き口です。
それだけ危機感を感じていらっしゃるということかな・・・。
内容は前作より更に充実しています!
「都会にいた人が田舎暮らししてお米を自給するなんて、そううまくいくもんか」
「ハードルが高すぎる・・・」
と前作で思われた方、今作では実践者がどんどん増えているという事実もふんだんに紹介されています!
イケダハヤトさん著
いいですねー、この挑発的なタイトル! グッときちゃいました。
まだ若干30歳。
ネットでも活発に活動されていますが、本の方が読みやすいですね。
若造が何を・・・と言うなかれ。
中学時代からITの達人、社会貢献活動にも実績のある、優秀な方です。
アラフィフ・アラフォー世代は特に、頭が石になる前に、若く柔軟な頭脳に学んだ方がいいと思います。
実は、生活にそんなにモノは必要ないのですよね。モノが少なくても豊かに、楽しく暮らすことはできる。
モノが捨てられなくて困っている人へのヒント。
「考え方」を変えれば処分できます!
それにしても、若い世代がどんどんシンプルに暮らせるようになっているのは素晴らしいことですね。
50代より上の世代には「断捨離」がブームですが、少し下の世代(30〜40代)には同世代のこちらの方がしっくりくるかも。
バブルを経験した男性は、経済成長至上主義。「モーレツ」「イケイケドンドン」「俺様」「とにかく肉」的な勢いでしたから。
「シンプルライフやベジタリアンなんてビンボーくさいのは真っ平ゴメン」という石頭も多いと思います。
シンプルライフの良さを理解できるのは女性ばかりかと思いきや、
今、30代の男性の割り切り方というか、悟りっぷりはすごいですよ!さすが、草食系。肉ばっかり食べてちゃダメなんです。
バブルの頃にも、こんなのおかしい、と思っていた男性は多かったとは思いますが。
今やっと声をあげられるようになったんですね。